不審者のターゲットになるのは家や財産だけとは限りません。子供がその標的になってしまうことがあります。
空き巣に入る家を探しているのと同じで、小学生の登下校時を見計らってターゲットの子供を探している・・・とか考えるととても怖くなります。
自分の家の子供はもちろんですし、地域ぐるみで子どもたちを守っていきたいですね。
学校や家庭で子どもたちに防犯対策を教えていると思います。
「知らない人についていかないように」と教えられることは多いです。
しかしこの「知らない人」というのが要注意です。
子供にとっての知らない人がどの程度なのかが明確にされていないからです。
例えば、公園で毎日見かけて挨拶をしているおじさんはその子供にとって「知らない人」とは認識されないかもしれません。
それに、道で声をかけられて道案内を求められたら高学年くらいの責任感のあるしっかりした子なら道案内をしてあげようと思ってしまうかもしれません。
親や先生が教えている【知らない人についていかない】ということはどういうことなのか、具体例を挙げて教える必要があります。
子供の性格に即して教えていくことも大事です。
人見知りが激しいおとなしい子もいればしっかりしていて人懐っこい子もいます。
そういう子に対して「見たことがない人」や「名前を知らない人」「お父さんお母さんが合ったことがない人」についていかないように、と教えていく必要があります。